官民の双方が持ち寄れる
行政も民間も、同じ基盤に対等にデータを登録します。公開範囲(一般公開・組織内・非公開)と承認フローがあるので、段階的に進められます。
OPENDATA BRIDGE
行政と民間のデータが、出会う場所。官民が対等にデータを持ち寄り、表記ゆれを吸収して結び直すための、オープンデータ管理システムです。
行政のオープンデータ公開は着実に進んでいます。ただ、公開されたデータが実際に使われているかというと、そうとも言い切れません。 避難所、施設、人口、統計。どれも大切なデータですが、それ単体では民間の事業判断や住民向けサービスに直結しにくいのが実情です。
行政のデータは、民間のデータと掛け合わされて初めて民間目線で役に立つ形になります。 店舗や人流、イベント、地域の活動。こうした民間側のデータがオープンになって、はじめて行政データの使い道が具体的に見えてきます。
けれど既存のオープンデータ基盤は、行政が一方向に公開するモデルで作られています。民間が対等に持ち寄る場所がありません。 そこを埋めるために作ったのが OpenData Bridge です。
これまでのオープンデータ基盤
公開すること自体が目的になりやすく、使う側の視点が入りません。民間が自分たちのデータを持ち込む場所もないため、掛け合わせが起きません。
OpenData Bridge
行政も民間も同じ基盤に対等にデータを登録し、住所などのキーで結び直します。掛け合わせた結果が、また新しいデータとして蓄積されていきます。
行政も民間も、同じ基盤に対等にデータを登録します。公開範囲(一般公開・組織内・非公開)と承認フローがあるので、段階的に進められます。
「一丁目2番3号」と「1-2-3」、都道府県の有無や漢数字といった住所の表記ゆれを自動で吸収します。異なる組織のデータをキーで結合し、結果を新しいデータセットとして保存できます。
APIキーを発行するだけで、公開データセットの一覧・メタデータ・本体をJSONまたはCSVで取得できます。表記ゆれを正規化済みなので、前処理の手間が減ります。
登録
組織(自治体・企業)とアカウントを作成します。
アップロード
CSVをアップロードし、タイトル・説明・ライセンス・タグ・更新頻度などのメタデータを付与します。
承認
組織の管理者が内容を確認して公開を承認します。下書き・承認待ち・公開・差し戻しの状態を管理できます。
公開
公開カタログに掲載され、キーワード・組織種別・タグで誰でも検索・取得できるようになります。
マージ / API
他組織のデータと名寄せして結合するか、APIで利活用します。マッチ率とアンマッチ例が提示されるので、結合の妥当性を確認できます。
OPEN SOURCE
OpenData Bridge のソースコードは AGPL-3.0 のもとで公開しています。 データを預ける基盤が、中で何をしているのか分からないままでは安心して使えません。 誰でも中身を確認でき、必要なら自組織で動かすこともできる状態にしておくことが、 官民のデータを扱う基盤には必要だと考えています。
ライセンス: AGPL-3.0
私たちは、行政と民間のデータが1か所に集まっていく状態をつくろうとしています。 集まるほどに掛け合わせの選択肢が増え、そこから生まれる示唆が、地域の事業判断や政策の材料になっていきます。
イベント情報の一元化に取り組んでいるのも、同じ考え方からです。 住民に届く情報も、行政が使う判断材料も、もとをたどれば同じデータです。 それを分断させず、持ち寄れる場所に集めていくことを目指しています。